2014年1月18日土曜日

The Secret Saturdaysはどうだったか

"The Secret Saturdays"に出てくるシークレット・サイエンティストの皆さんをひと通り描いてみた。

この人たち、それなりにいいキャラしてたと思うんだけど、特にシリーズ前半はあまり出番がなかったですね。後半は出番増えたけど、立場が立場なだけに、なんかちょっと残念な登場の仕方だったかなー。ていうか、ビーマン博士、いい加減にしろよ・・・

あ、そうそう。年末年始に貪るように"The Secret Saturdays"ばかりを見ていたおかげで、先日、全部見終わったんですよ。

以前書いた記事ではいろいろとツッコミを入れてたんだけど、最終的にはそういったツッコミどころや謎や伏線も全て解決して、なかなかスッキリとしたラストでしたね。てっきり打ち切られたと思ってたんですが、打ち切りっぽさのない、堂々としたエンディングだったと思う。

ただ、個人的には一番盛り上がったのはシリーズフィナーレじゃなくて、なんといってもシーズン1 最終話 #26 "Kur Rising"だったかな。この話は、なんていうかもう、「最終決戦」な雰囲気がスゴかった!

#26 Kur Rising

人類を滅ぼすかもしれない古代の怪物「カー(Kur)」と、その復活を企む悪の科学者 V.V.アーガストを追ってきたサタデー家の面々。

シーズン1ではいろいろ紆余曲折ありながらもカーの手掛かりを探ってきたわけですが、#25でついに、カーが南極にいることを掴む。

さっそく南極にやってきたザックたちは、意外と簡単に氷漬けになったカーを発見!

幸いカーは氷漬けになって動けないようなので、どこか安全なところに運ぼうかと思っていると、案の定というかなんというか、アーガストが現れてカーの封印を解いてしまう。

ついに復活した伝説の怪物、カー!! さあ最終決戦だ!

て、あれ、これがカー? なんかショボいような・・・。

イマイチ釈然としないながらもカー(+ アーガスト)と戦うザックたちだったが、そのうち驚愕の事態に。

あれ? カーが2体、いや、3体いる!?

カーは複数いるのか!?

いや、違う!

おおお!? あのヘビみたいなのはカーの一部に過ぎなかったのか!!

いいなー、これは燃える展開! RPGでラスボスが「第2形態」に変形するよくあるあのパターンそのものじゃないか!

氷の封印から復活したカーの本体。こうして人間と比べるととてつもなくデカい! 今までのクリプティッドをはるかに凌ぐ規格外のサイズ!

おまけにヘビやらクチやらいろんなパーツがたくさんあるのもいかにもラスボスっぽくてイイ。1ターンで7〜8回攻撃してきそう。

さらにこいつ、放っておくとザコ敵を大量に呼び出すんですよ。しかもこのザコ敵、一匹一匹がまた強い!

いいわー、カー。マジラスボス。こんなのに勝てるかああ!!

で、ザックたちが手こずっているスキをつき、アーガストはカーの体内に侵入。カーのコントロールに成功してしまう。

追い詰められるザックたち。

形勢を逆転するため、ザックは単身でカーの体内に入り、アーガストと対決することを提案する。

それを聞いたドクとドリューは、自分たちの武器をザックに託す。

うまいことカーの体内に入ることができたザックだったが、土壇場でフィスクがついてきてしまう。

ここでザックとフィスクの二人っきりになるあたりもイイんだよなー。最終決戦直前の、「ああ、ここでセーブしたら絶対もう後戻りできないだろうな」っていうあの心細い感覚。それでもフィスクが一緒だとなんだか勇気がわいてくる気がする。

フィスクはザックが小さい頃からの親友で、兄弟のような存在。おまけに太古の昔からカーと戦う使命を負った種族ということで、こんな頼もしいパートナーはいないですよね。

でもだからこそ、ここでフィスクがついてきた時に、こいつまさか生きて帰れないんじゃないかと、スゴい不安になりました。

カーの体内に入ったザックは、ほどなくしてアーガストと対峙する。ザック + フィスク vs. アーガスト + ムニャ! これが本当の最終決戦だ!!

と、いった感じで、ラスボス戦の盛り上がりがとにかくテンコ盛りなエピソードでした。 最終的になんでザックが勝てたのか、いまいちよく分からなかったけど。

で、#26以降にもシーズン2の話があるわけですが、うーん、ここの展開はちょっとややこしすぎたかなあ。

シーズン2では姿を消したアーガストの過去を暴く話と並行して、サタデー家、シークレット・サイエンティストたち、そしてナーガの一族が三つ巴で争う構造に。

ザックたちが何をやってもシークレット・サイエンティストかナーガが邪魔をしてくるので、なかなか話が進まないのがちょっと見ててツラかったです。

でもシーズン2の最終決戦の舞台が、全ての始まりの場所であるアーガストの居城「ウィアード・ワールド」だったっていうのは良かった! やっぱりこの作品、要所要所ではしっかり盛り上がるなあ。

ただ、盛り上がるのはいいんだけど、最終的にアーガストの自滅オチで終了っていうのはちょっと締まらないラストだったかなあ。もうちょっとザックが機転を利かせて欲しかった。

ところで、自分はなんで今更"The Secret Saturdays"見てたんだっけ?

ああ、そうか、"Ben 10 Omniverse"のクロスオーバーエピソードを見るための予習だったっけ。

でも"The Secret Saturdays"のあのラストじゃあ、後日談エピソードはもう無理だよなあ。アーガストを追っている時の一幕として描くつもりなのかな?

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