2014年6月14日土曜日

ジョニー・テヅカについて

"Bravest Warriors"シーズン2の最終話が公開されましたね。

おお、これはなかなか面白かった! 特に"Season of the Mitch"は中途半端に茶化すようなことをしない、ストレートな話だったのがよかったな。



ステッカー・ペットを応用して擬似的にイーオン・ワームを召喚するアイディアなんて「その手があったか!!」って素直に驚いたし。 そうそう、SFモノはこういうのじゃないと!

正直言って、シリーズ通じてこれほどまでに論理的にしっかりしたネタはなかったんじゃないだろうか。 普段、メチャクチャだからなあ。

ベスがワームの子どもを孕ませられかけるくだりもイイですね。 今までそんな素振りなかったのに、いきなりエログロかよ! スゴいな!

うーん、なるほど、これはたしかにキッズ向けTVじゃできない話だなあ。

で、最終的にダニーがラルフを棒っ切れでブン殴って終了ってのも"Bravest Warriors"らしくてよかったなあ。 なんだかんだ言いつつも結局シンプルな暴力でいろいろ解決しちゃうこの感じ!

というわけで、このシーズン2最終話、僕は面白いと思ったんですが、ラルフが何故ああいうことをしてるのかとか、なんかまだまだいろいろ未消化な部分もありますね。

ただ、コミック版Bravest Warriors #19, #20にはラルフ、つまりベスの父親とイーオン・ワームの話がかなり出てきてるんですよね。 そのへん、ちょっと見てみましょうか。

10年前のラルフ・ウォルド・ピクルチップ。 その本名はジョニー・テヅカ(Johnny Tezuka)というのだとか。

ジョニーは火星のヒーローチーム「カレイジャス・バトラース」のリーダー。

そしてYouTube版本編にも出てきた「ディメンション・ガーデン(Dimension Garden)」はジョニーが趣味でやっていた庭園。

ジョニーはそこに特殊なガスを噴霧することで、異次元空間の生き物が育つ環境を作っていたらしい。

そういや次元移動能力を持つキャット・バグもディメンション・ガーデンからやってきたような描写が本編でもあったし、 なるほど、そう考えると辻褄は合うんですよね。

でもいくらなんでも本編で説明なさすぎでしょ・・・・

ともかく、イーオン・ワームもディメンション・ガーデンを通じて異次元空間からやってきたってことらしいですね。

自室でワームを育てる10年前のジョニー。 どうやらこの頃から少しずつ洗脳されていたようだ。

ワームはしばらくジョニーの部屋で飼われていたんだけど、 クリスの母親がそれを見つけたり、いろいろあって最終的にシースルー・ゾーンに移されて、今に至る、という感じかな。

ところで、ステッカー・ペットを発明したのもジョニーなんですね。 なるほど、だから"Season of the Mitch"でダニー達のペットを乗っ取ることができたのかな。

まあざっとこんな感じですが、うーん、せめてディメンション・ガーデンのくだりは説明欲しかったかなあ。

コミック版の#18〜#20は他にもワームの能力とかベスの出生の秘密とかベスの特異体質とかがさらっと出てきてるんですが、 シーズン3ではこのへんの伏線も使っていくんだろうか。

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